「リゾートバイト」に挑戦するシニア層が急増中! 定年後の新たな選択肢として注目【ちょっとカラダにイイ話vol.32】

       
ちょっとカラダにイイ話 医療・介護
2026.02.23

全国の観光地やリゾート地に住み込み、ホテルやテーマパークなどの仕事に従事する「リゾートバイト」。観光業の人手不足解消や地域活性化の観点からも注目されています。

リゾートバイト派遣会社「リゾートバイト.com」の調査によると、リゾートバイトに従事する人の年齢は20代が約半数である一方、30代以上も4割を占めているそう。中高年でも活躍の場があることから、50代以上のシニア世代の人気も拡大中。本記事ではその魅力に迫ります。

写真出典:PIXTA

就業意欲の高いシニア層がチャレンジ! 話題のリゾートバイトとは

全国の観光地で働くリゾートバイトでは、往復の交通費が支給されるケースも多いのが嬉しいポイント。勤務先の寮で生活できるため、滞在費もかかりません。水道光熱費などを負担する必要もなく、食事付きの契約も多いので、生活費を抑えつつ短期間で効率よく稼いで貯金を増やすことができます。この他にも、英語を使う仕事に挑戦したり、知らない土地での新たな出会いがあったりと様々なメリットが。

総務省による「令和6年版高齢社会白書」によると、60歳以上の労働者のうち「働けるうちはいつまでも働きたい」と回答した人が約4割にのぼることが判明。メリットも中高年の経験を活かせる場も多いリゾートバイトが、高齢期を迎えても就業意欲を失わない層のニーズにマッチしたことが人気の秘密のようです。

2024年10月、リゾートバイト紹介サービス「リゾートバイトダイブ」が、50歳から65歳のリゾートバイトスタッフを対象にした実態調査の結果を発表。リゾートバイトを始めたきっかけは、「旅行が好きで旅行しながら働けると思ったから」が39.3%で最多を占めました。

リゾートバイトを始めた理由は「新しい環境で経験やチャレンジをしたかった」が53.6%でトップに。リゾートバイトは、アクティブなシニア層の挑戦意欲の受け皿となっているようです。

メリットの多いリゾートバイトですが、一方でデメリットも。連休などの繁忙期は長時間労働などの体力的な負担が大きいので要注意です。また、寮に住みこむため、仕事とプライベートの境界が曖昧になる点にも気をつけなくてはなりません。

注意すべき点はあるものの、定年後に新しいことに挑みたい高齢者にとってリゾートバイトは魅力的な仕事です。迷っている方は、思い切ってチャレンジしてみてはいかがでしょうか。