近年、還暦を迎えたいわゆる「シニア世代」の中には、体力に自信があり、日常的にスポーツに励んでいるという方も少なくありません。シニア世代のためのスポーツ大会なども増える中、毎年開催されているのが「ねんりんピック」です。「高齢者が主役のスポーツ・文化の祭典」という「ねんりんピック」。どのようなイベントなのか、詳しく見てみましょう。

日本最大規模のシニア向けイベント「ねんりんピック」!
「ねんりんピック」とは、厚生労働省などが主催する「全国健康福祉祭」の愛称。厚生省の創立50周年にあたる1988年から毎年、各都道府県が持ち回りで開催しています。スポーツや文化種目で競う大会を中心に、健康・福祉に関するイベントなど、内容は盛りだくさん。参加者は50万人以上と、国内最大規模のシニア向けイベントです。
大会の参加資格は「60歳以上のシニア世代であること」。また、各都道府県・政令指定都市が選手選考をおこない、その地域の「代表」として出場するため、該当地域に居住していることが必要です。
ねんりんピックの競技は「スポーツ交流大会」「ふれあいスポーツ交流大会」「文化交流大会」の3つに分かれています。「スポーツ交流大会」ではテニスやソフトボール、マラソン、剣道など体力勝負の種目が中心。また、「ふれあいスポーツ交流大会」にはグラウンドゴルフや太極拳など、自分のペースでできる運動種目が設けられています。
もし、体力に自信がないけれど大会に出てみたいという人には「文化交流大会」への挑戦がおすすめ。囲碁、将棋、健康マージャンなどスポーツ以外が種目になっており、その中には「俳句」も。こちらなら自信があるという方もいるのではないでしょうか。
それぞれの大会種目は開催地によっても変動し、2025年の岐阜開催では子どもや障がい者でも参加できる独自の「ふれあいレク大会」も実施予定。パラオリンピックの種目にもある「ボッチャ」など、幅広いラインナップが参加者の輪をさらに広げています。
来年2026年は埼玉県での開催が決まっており、観客含め延べ約60万人の参加が見込まれているそう。勝てばうれしい、負ければ悔しいという気持ちはいくつになっても変わらないもの。日々の鍛錬を欠かさないシニア世代の方は、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。


