定年後も働きたいシニアが注目! 新たな働き方の概念“エイジフリーWORK”とは?【ちょっとカラダにイイ話vol.34】

       
ちょっとカラダにイイ話 医療・介護
2026.03.09

今、新たに注目を集めている“エイジフリーWORK”という概念。中高年女性向けライフスタイル誌『ハルメク』でマーケティングなどをおこなう「ハルメク生きかた上手研究所」の調査では、2024~2025年のシニアトレンドにも選出されました。いったいどのような考え方なのでしょうか。

写真出典:PIXTA

シニア層も仕事を通じて社会参画!

“エイジフリーWORK”とは、定年退職後も働きたいという高齢者のための新しい概念。年齢にとらわれない働き方をサポートする枠組みとして、シニア世代から関心が寄せられています。

高齢者からエイジフリーWORKが望まれる理由は、大きく分けて2つ。1つは「豊かで安定した生活を送りたい」などの経済的な理由で、もう1つは「人や社会とのつながりを維持したい」「社会の役に立ちたい」といった心理的な理由です。

エイジフリーWORKの概念が広がることで、「健康維持」をはじめ、「人間関係の構築」「スキルを活用した社会貢献」など、シニア世代にとって多くのメリットが期待できます。

また、エイジフリーWORKの動きを取り入れた企業側も、「労働力の確保」「職場の多様性向上」といったプラスの効果を得られると考えられています。ただし場合によっては、雇用形態や仕事量を調整しなければならないなど、新たな仕組みづくりが必要になる可能性もあるでしょう。

なお、アクティブなシニア層が増えたことで、実際に働き方の種類も多様化。代表例としては、「継続雇用制度」を活用し定年退職後も同じ会社で引き続き働くという方法や、シルバー人材センターの会員として仕事を請け負うケースが挙げられます。

また最近では、再就職を目指すシニア向けの求人サイトも活用されているよう。その他、起業あるいはフリーランスといった選択肢も選ばれています。

時代の流れとともに変化する、シニア世代の働き方。人々の「いつまでもイキイキとした生活を送りたい」という意識の高まりにより、徐々に“エイジフリー”な社会が実現しつつあるのかもしれません。