東京都江戸川区にある宗教法人 證大寺は、もう会うことが叶わない大切な“あの人”へ想いを届ける『手紙寺郵便 あの人へ』を2025年11月22日から本格始動する。
それに伴い同日、初の都心型店舗「手紙処 浜町」を東京都中央区日本橋浜町に開設。11月10日からは「手紙処 オンライン」( http://tegamidera.shop)で予約受付を開始している。


2016年、證大寺はもう会うことが叶わない大切な“あの人”に手紙を書くことで、書く人の心を穏やかに、そして自分らしさを取り戻すことを願い「手紙寺」を発足。
2017年には、心落ち着く環境で“あの人”に手紙を書くためのラウンジ「手紙処(てがみどころ)」を證大時 船橋昭和浄苑(千葉県船橋市)内に建立し、これまでに延べ約1万通の手紙のお焚き上げを行い、想いを送り届けている。
今回本格始動する『手紙寺郵便 あの人へ』は、「手紙処 浜町」「手紙処 船橋」「手紙処 江戸川」「手紙処 オンライン」で「手紙寺郵便レターセット」を購入し、各「手紙処」に設置された白い「Tポスト」または通常のポストに投函すると「手紙寺」に手紙が届き、僧侶によるお焚き上げが行われる仕組み。
お焚き上げは證大寺 船橋昭和浄苑で行われ、現地またはオンラインで参加できる。また終了後には住職からのお言葉を添えたお焚き上げ証明書も発行される。

證大寺 二十世の住職・井上 城治(いのうえ じょうじ)さんは、『誰しも、不安なときや、どうしていいかわからないとき、ひとりでは自信をもって前に進めないときがあります。そんなときこそ、「手紙処」にお越しください。「手紙処」は、宛先の“あの人”とつながるための場所です。単に想いを書き綴るだけでなく、想うことで心の中の“あの人”と対話をし、“あの人”は私にどんな願いを託していたのだろうと考え、向き合う時間を通して、生きる力や自分らしさを取り戻すことができる空間です。深く想いながら手紙を書いていくと、自ずと宛先の“あの人”からも想いが届きます。ゆっくりと手紙を綴りながら“あの人”と語り合う時間が、明日からの日々を支える一歩となります』と想いを語る。
『手紙寺郵便 あの人へ』は、別れの哀しみに寄り添い、心を整え、自分らしさを取り戻すための優しいサポートを通じて、誰もが共感する穏やかな文化的体験を目指していく。
【「手紙処 浜町」概要】
名称:手紙処 浜町
開設日:2025年11月22日(土)11:00
2025年11月10日(月)~「手紙処 オンライン」・インスタグラムにて予約受付開始
[手紙処 オンライン] https://tegamidera.shop
[インスタグラム] https://www.instagram.com/tegamidera
所在地:東京都中央区日本橋浜町2-30-6 花の東京ビル3階
アクセス:都営新宿線「浜町駅」徒歩1分
営業時間:月・木・金14:00〜19:00/土・日・祝:12:00〜19:00
定休日:火・水曜日

【證大寺について】
證大寺(しょうだいじ、正式名称:続命院 法輪山 證大寺)は、承和二年(835年)、大宰府に赴任した小野岑守が、飢饉や疫病の際に雨露をしのげず路傍で亡くなる人が多いのを悲しみ、最期を人間らしく看取るための日本最古のホスピスと言われる「続命院(ぞくみょういん)」を建立したことに由来する歴史ある寺院で、真宗大谷派(本山 京都 東本願寺)に所属。「“より良く生きる”に寄り添う」をミッションに掲げ、2035年に創建1200年を迎える。



