海洋散骨サービス「ブルーオーシャンセレモニー」 新艇を導入

       
ニュース 葬儀
2025.12.17

「終活」に関するさまざまなサービスを提供する株式会社鎌倉新書のグループ企業である株式会社ハウスボートクラブが運営する海洋散骨サービス「ブルーオーシャンセレモニー」は、2025年12月15日に新艇「ブルーオーシャン号」のお披露目式を実施した。

お披露目式は、東京都中央区にある朝潮桟橋で行われ、新艇を紹介し、羽田沖までのクルージングした。
新艇は安全性・快適性・運用効率の3点を同時にアップデートし、より揺れが少なく、乗降しやすくなった。これにより海洋散骨に伴う不安が軽減され、セレモニー品質のバラつきも解消される。

今回の新艇導入は、自由な選択肢を社会に広げ、供養の常識を更新するための象徴的な一歩だと考えている。より多くの方が自分らしい供養を選択できるよう、お客の体験価値の標準化と、海洋散骨の魅力を伝えるInstagramを中心としたSNSなどのコンテンツ発信にも力を入れていく。

近年、日本では「お墓を持たない・持ち続けない」という選択肢が広がり、新たな葬送として散骨が広がりつつあることから、厚生労働省では「散骨に関するガイドライン」を取りまとめており、海や山、海洋への散骨を含む“自然葬”は、現代の供養スタイルとして一定の広がりを見せている。
ハウスボートクラブが運営する海洋散骨サービス「ブルーオーシャンセレモニー」でも、2007年の創業から依頼件数が年々増加しており、より安定した運航体制とご遺族に寄り添う快適なセレモニー環境の整備が求められていた。特に静粛性や乗降のしやすさといった、ご遺族が安心して過ごせる「体験価値」を高めることが喫緊の課題だった。

海洋散骨は、単なる「埋葬の手段」ではなく、大切な人のラストシーンをデザインする特別な仕事。だからこそハウスボートクラブは、ご遺族が安心して過ごせるような体験・空間・時間すべてに責任を持ち、船の安全確保や快適な空間づくり、自然環境への配慮といった取り組みを継続し、「これからの供養のスタンダード」をつくることを目指す。

新艇の概要と特長

概要
名称  :BLUE OCEAN(ブルーオーシャン号)
定員  :32名(旅客定員30名)
素材  :FRP
全長  :12.83m
総トン数:16t
設備  :【モデル名:VanderArk 47f Sport Trawler】
・2機2軸船内機シャフト船 
・YANMAR(主機)480hp×2
・NORTHERN LIGHTS(発電機)9kw
・救命胴衣(32着)
・救命浮環
・救命浮器(2基)
・マリンエアコン(2台)
・マリントイレ(1台)

特長① 静音エンジン
最新の減音設計を採用し、航行中のエンジン音や振動を抑えた。セレモニー時の環境ノイズを最小限に抑え、静かで落ち着いた時間を演出する。

特長② 快適なキャビン空間
冷暖房完備、視界の良い広い窓、少人数でも大人数でも対応しやすいレイアウト。乗船に不安のある高齢者の方や、小さなお子様連れのご家族でも安心して乗船できる設計。

特長③ 運航効率の向上
エンジン効率の最適化により、少ない燃料で高い推進力を発揮できる設計を採用しています。機動性と燃費性能が高まり、より柔軟な天候判断や当日の運航調整が可能になります。

【ハウスボートクラブについて】
会社名:株式会社ハウスボートクラブ(鎌倉新書グループ)
所在地:東京都江東区住吉1丁目16−13 リードシー住吉ビル 3F
代表者:代表取締役社長 水野聡志
事業内容:海洋散骨「ブルーオーシャンセレモニー」
URL:https://blueoceanceremony.jp/
Instagram:https://www.instagram.com/blueocean.ceremony/

【鎌倉新書について】
1984年創業の日本の高齢社会に向けた「終活」をテーマに出版事業やインターネット事業を行う東証プライム上場企業。「介護施設探し」「相続の準備や手続き」「生前の整理や片づけ」「葬儀の準備」「仏壇」「お墓選び」をはじめとした多数の終活関連WEBメディアを運営しており、お客様センター等を通しての相談・情報提供も行っている。高齢社会がますます進展していく中で、多くの人々の希望や課題の解決をお手伝いすることで明るく前向きな社会づくりに貢献していく。

会社名  :株式会社鎌倉新書
設立   :1984年4月17日
市場区分 :東京証券取引所プライム市場(証券コード:6184)
本社所在地:東京都中央区京橋2丁目14-1 兼松ビルディング3階
代表者  :代表取締役社長COO 小林 史生