風邪や花粉症などでひどい鼻づまりに襲われ、ストレスを感じている人も多いのではないでしょうか? そこで今回は、鼻づまりを自分で予防、解消できるセルフケアを紹介します。

こんなに簡単に? 自分でできる鼻づまり予防・解消法
まずは鼻づまりの予防法から見ていきましょう。実は、鼻づまりは「空気の乾燥」が要因になっていることも。乾燥した空気は鼻汁の過剰分泌につながったり、鼻の粘膜を腫れさせたりする可能性があるのです。鼻づまりの対策には、普段から湿度40~60%程度を保っておくことが大切。加湿器を使って部屋の湿度を上げることで鼻粘膜の乾燥を防ぎ、鼻づまりの予防に繋がります。
また、血行不良も鼻づまりの要因のひとつ。鼻の血行が悪くなると、鼻粘膜に血液が溜まることで空気の通り道が狭くなってしまいます。もしも鼻づまりが起きてしまった場合は、まずは温かいタオルなどで鼻を温めるのがおすすめの対処法。
具体的には、濡らしたタオルを電子レンジで30秒~1分ほど温め、鼻の付け根から鼻の穴あたりに置いてください。血行が改善されて鼻の通りがよくなるはず。同じように、首や肩のストレッチも鼻の血行改善には効果的です。鼻づまりがひどい時期は、ぜひ鼻の血流を意識して過ごしてみましょう。
鼻づまりの解消が期待できるツボ押しもご紹介。ひとつめが小鼻の両側部分にある「迎香(げいこう)」というツボです。これは小鼻のふくらみの両脇にあるツボで、指で触ってみると少しくぼんでいるのが感じられるはず。
また「迎香」の少し上の「鼻通(びつう)」も鼻づまりに効果的。こちらは小鼻の付け根の両脇あたりを押すと良いでしょう。左右の眉毛を結んだ眉間の中心にある「印堂(いんどう)」も、鼻づまりに効果的とされるツボです。
最後に紹介するのは、ペットボトルを使った裏技です。まず、液体を入れたペットボトルなど弾力性のあるものを腋に挟んで力を入れ、20~30秒数えてください。体の側面を圧迫することで交感神経が刺激され、鼻の通りが良くなります。
この方法のポイントは、圧迫した方と反対側の交感神経が刺激されるという点。つまり、鼻づまりを感じる方と反対側のわきの下を刺激する必要があります。両方がつまっているときには、片方ずつおこないましょう。ただし効果は一時的なものなので、やりすぎてしびれないよう注意してください。



