中小企業が多いエンディング業界でも、事業承継は興味深いトピックスのひとつだろう。相続においては資産の承継がメイントピックスに思われがちだが、会社が積み重ねてきた資産はそれだけではない。そこで同社では、創業者から脈々と受け継がれてきた歴史や想いまでをあますことなく、次世代へ相続する“トータルプロデュース”を行っている。
継志舎がスローガンとして掲げている「“思い”と“財”をデザインする」とはどのようなことか? 株式会社継志舎 代表取締役社長 石脇俊司氏に、込められた狙いや展望、想いについて、株式会社鎌倉新書代表取締役社長 小林史生が聞いた。
「財産の戦略デザイン」で経営者の“思い”まで継承を
石脇俊司(いしわき・しゅんじ)
1968年、埼玉県生まれ。
外資系生命保険会社、日系証券会社、外資系金融機関、信託会社を経て、2016年に株式会社継志舎を設立。
一般社団法人民事信託活用支援機構の立ち上げにも参画。
著書に『信託を活用した ケース別 相続・贈与・事業承継対策』(共著/日本法令)『「危ない」民事信託の見分け方』(共著/日本法令)『中小企業オーナー・地主が家族信託を活用するための基本と応用』(共著/大蔵財務協会)など。
外資系生命保険会社、日系証券会社、外資系金融機関、信託会社を経て、2016年に株式会社継志舎を設立。
一般社団法人民事信託活用支援機構の立ち上げにも参画。
著書に『信託を活用した ケース別 相続・贈与・事業承継対策』(共著/日本法令)『「危ない」民事信託の見分け方』(共著/日本法令)『中小企業オーナー・地主が家族信託を活用するための基本と応用』(共著/大蔵財務協会)など。