満足度99%を誇る東京都江戸川区の「おくやみコーナー」に見る 行政が住民に“寄り添う”ことの意味

 ここ数年、いわゆる「おくやみコーナー」を役所に設置する自治体が徐々に増えている。親族が亡くなると世帯主の変更や保険証の返納、相続などの諸手続きが必要になり、役所内の窓口を何カ所も訪れることになる。「おくやみコーナー」はそれら行政手続きを集約し、ワンストップで対応する窓口である。悲しみに暮れる遺族のみならず、“多死社会”へと突入した日本においてその需要は今後も増していくだろう。東京23区では2020年10月に大田区が初めて設置し、2024年1月現在では9区に広がっている。
 そのうちのひとつである江戸川区の斉藤猛区長に、設置にいたる過程やその背景にある区長自身の思い、設置後の区民の反応、さらには行政のあるべき姿について、鎌倉新書代表取締役会長CEO 清水祐孝が話を聞いた。

本記事はweb用の短縮版です。全編版は本誌にてお楽しみください。

インタビューの全文は月刊終活 4月号に掲載されています

掲載記事

自治体
2024.04.30