“おひとりさま”こそ元気なうちに準備を! 「任意後見制度」「公正証書遺言」の重要度 〜後編〜

昨今つとに注目を集めている「おひとりさま問題」。当事者がいよいよ判断能力を失ったときに悲劇が訪れないよう、その“予備軍”である高齢者が事前に取り組むべきこととは? セミナーの内容をヒントに、「おひとりさまの事前準備」の具体的実例を見ていこう。

2024年4月30日、錦糸町マルイ(東京都墨田区)9階の「すみだ産業会館」にて、鎌倉新書が運営する終活問題の相談窓口「シニアと家族の相談室」が主催する無料セミナーが開催された。30名以上の参加者が集ったこのセミナーのタイトルは「おひとり様のための生前対策相談会」。昨今問題となっている高齢者の「おひとりさま問題」に備えるために何をなすべきかを考えるもので、ゲストには、元高知県知事でテレビ朝日系『ワイド!スクランブル』のキャスターとしても活躍した橋本大二郎氏が登場。セミナーは2部構成で、先日第1部の「おひとりさまの生前対策」について紹介した。

今回は第2部となる「財産の行く先と遺贈寄付」についてレポートしていこう。

本記事はweb用の短縮版です。全編版は本誌にてお楽しみください。

月刊終活 8月号に掲載されています

掲載記事

終活
2024.08.29