自分らしい「終の棲家」を手に入れる! 骨壺のサイズや形状を解説【今さら聞けない終活豆知識vol.78】

       
今さら聞けない終活豆知識 終活
2026.04.29

不用品の処分や連絡先の整理などをおこなう「終活」。最近では終活の一環として、生前に自分のお葬式の手配や、自分の遺骨を入れる「骨壷」を手配する人も増えています。今回は意外にバラエティ豊かな骨壺の種類や、上手な骨壺の選び方についてご紹介しましょう。

写真出典:PIXTA

あまり知られていない骨壺の「あれこれ」

骨壺を検討する際には、まず遺骨の納め方について確認してください。地域によって習慣が異なり、西日本は一部のみ、東日本ではすべての遺骨を骨壺に納めることが多いようです。どちらのパターンになるかで必要なサイズに違いが出てきますから、あらかじめ調べておきましょう、

骨壺本体のサイズに関しては、2寸(直径約6.5cm×高さ約7.5cm)から尺寸(直径約31.5cm×高さ約34.0cm)までと幅広く用意されています。平均的な体格をした成人の場合、遺骨をすべて納める場合は7寸、一部のみの場合は3~5寸程度がよいでしょう。骨壺自体を収納するお墓や納骨堂に入る大きさかどうかのチェックも重要です。

また、骨壺は蓋の形状によっても区別されます。蓋の端が本体の内側に入り込む「白並タイプ」と、蓋の端が本体に覆いかぶさる「切立タイプ」の2種類があります。遺骨をお墓に入れず自宅に置いておく可能性がある場合は、湿気がたまりにくい切立タイプを選ぶとよいかもしれません。

なお、最近では有名な窯元が骨壺を製作したり、好みのモチーフをかたどったオーダーメイド品を受注したりするところも増えてきているようです。デザインもさまざまなら、素材もさまざま。一般的な陶磁器製から金属やガラス、環境に配慮したバイオマス製の骨壺も登場しているので、感性にしっくりくるものが選べそうですね。

お墓と違って、骨壺は自分1人だけが使うもの。納得いくような「終の棲家」を手に入れられたなら、きっと満足感も大きいことでしょう。今回の記事を参考に、ぜひ素敵な骨壺を探してみてください。