シニア世代こそ“肉”を食べるべし! イキイキとした老後のために意識したい食生活のヒント【ちょっとカラダにイイ話vol.30】

       
ちょっとカラダにイイ話 医療・介護
2026.02.09

年齢を重ねていくにつれ、肉料理を口にする機会が減ってきたという人は少なくないでしょう。一方で、肉には健康的な生活をおくるために必要な栄養素が多く含まれているのも事実。シニア世代こそ、肉を積極的に摂取したほうが良いとも言われています。そこで今回は、肉料理を食べることで得られるさまざまなメリットに注目しました。

写真出典:PIXTA

肉を食べて心も体も健康に!

肉にたっぷり含まれている栄養素のひとつが“タンパク質”。筋肉を構成する大事な要素としても知られています。
タンパク質が不足すると、筋肉量も減少しやすくなってしまうのが特徴。結果的に身体機能の低下を引き起こしかねません。アクティブな暮らしを送るには、適度に肉料理を食べてタンパク質を摂取する意識が大切です。

加えて肉は、貧血を予防・改善するのに必須の栄養素である“鉄分”を多く含む食材。なかでも体内吸収率の高い“ヘム鉄”は、特に肉類を食べることで効率的に摂取できるといいます。
ちなみに、肉の種類によって含有される栄養素には差があるよう。例えば牛肉にはヘム鉄の他に、代謝や免疫力をサポートする“亜鉛”なども豊富に含まれているのが特徴です。

また豚肉を食べれば、疲労回復効果のある“ビタミンB1”を摂取可能。さらに鶏肉にも疲労回復に有効だとされる“イミダペプチド”、皮膚と粘膜の状態を健康に保つ“ビタミンA”といった栄養素が多いと言われています。

なお肉に多く含まれる必須アミノ酸の“トリプトファン”は、精神を安定させる脳内神経伝達物質“セロトニン”の生成にも必要。トリプトファンを体内で合成することはできないため、肉類をはじめとする食べ物から摂取しなければなりません。肉料理を食べてトリプトファンを補えば、老人性うつ病などの予防にも繋がります。

シニア世代が心身ともに健康で過ごすためには、肉類を積極的に摂ることが大切。普段の食事を振り返り、肉料理も適度に含めたバランスの良い食生活になるよう気をつけてみてはいかがでしょうか。