海外へのアクセスが手軽になった近年。訪れて気に入った国や憧れの国などに、老後は移住したいと考えている人もいるのではないでしょうか。その海外移住先として人気なのが「マレーシア」。一般財団法人ロングステイ財団が実施している「日本人が住みたい国ランキング」では、2006年から2023年にかけて15年連続で1位を獲得しています。なぜマレーシアが人気なのか、移住する際の注意点もあわせて見ていきましょう。

日本人にとって嬉しい魅力が多い国・マレーシア
東南アジアの中心で赤道近くに位置するマレーシアは、日本と違って四季がありません。年間を通して温かい気温が続くため、暮らしやすい気候と言えます。また海外移住でもっとも困るのが言葉の壁ですが、マレーシアでは準公用語として英語が広く使用されているため、英語が出来ればほぼ生活に困らないのも魅力のひとつ。
さらには日本に比べて物価が安く、道路や電気、水道など社会インフラも整備されているほか、災害が少ないといった点も人気の理由に。実際、東日本大震災を受けてマレーシアに移住した日本人も多いようです。
また、移住のための制度が整っていることも移住先に選ばれる大きなポイント。マレーシアには長期滞在向けの「MM2H」と呼ばれるビザがあります。MM2Hとは「Malaysia My Second Home(マレーシア・マイ・セカンド・ホーム)」の略で、取得すれば最長20年の滞在が可能。
ただしMM2Hは2024年に大幅な改定がおこなわれ、必要な預金額や条件が以前より厳しくなってしまいました。預金額としては、有効期間5年の一番低いランクでもUSD150000(約2250万円)以上が必要。加えて不動産の購入も必須となっています。
ほかにも、移住にあたって注意したいのが健康面。マレーシアの医療自体は日本と同水準ですが、診察までに時間がかかるなど日本とは異なる面も。またマレーシアには日本のような国民健康保険制度もなく、医療費が高額になる可能性があるため、民間の医療保険に加入するなどの対策が必要です。
そんなマレーシアですが、2025年8月にタレントの優木まおみさんが移住したことでも話題になりました。シンガーソングライターのGACKTさんもマレーシアに移住したことで知られており、芸能人の移住先としても人気が高いようですね。
マレーシア移住のメリット・デメリットやビザ制度などを確認して、将来の候補に加えてみてはいかがでしょうか。

