医療の進歩によって、人生100年時代と言われるようになった今、孤独死問題は決して他人事ではなくなってきています。もちろん高齢者にかぎった問題ではなく、若い世代の一人暮らしでも起こり得る問題です。ここでは、高齢者の孤独死問題についてふれていきます。

なぜ男性の孤独死が多いのか
実は女性より男性の孤独死の比率が多いといわれています。仕事中心に生きてきた人も多く、退職と同時に人との繋がりをなくし、社会的に孤立してしまったり、配偶者に先立たれ、今まで当たり前だった食生活が乱れて体調を崩しやすくなったり。「人に頼る」、「弱音を吐くのが苦手」といったことも孤独死リスクを増加させてしまう原因です。
孤独死しないために今から出来ること
日常的に人との交友があることが一番ですが、人付き合いが苦手な人もいます。さまざまなサービスがあるので自身にあった対策を取り入れてみましょう。
・地域の交流会に参加
人との関わりに抵抗がない人は、地域の情報誌に載っている高齢者向けの交流会やイベントに思い切って足を運んでみてはいかがでしょうか。「趣味がなく困っている」、「役所での手続きのついでに寄ってみた」、そんな人も実際多いようです。そこでの情報交換から、新たな趣味がうまれたりするかもしれません。
・毎日同じ時間に散歩や買い物に出掛ける
ご近所付き合いを何からはじめたら良いか分からないという人は、毎日決まった時間に少しでも外に出るようにするのもおすすめです。続けていくと、出勤や登下校で必ずすれ違うご近所さんが出来、自然と挨拶する様になったりするものです。「最近見掛けないな」と異変に気付いてもらう事にもつながってきます。
・見守りサービスの利用
人付き合いが苦手な人は警備会社等の見守りサービスを利用するのも良いでしょう。最近では郵便局員が訪ねてくる見守りサービスもあります。また、定期的にお弁当を届けてくれる宅配サービスなども孤独死を防ぐ見守り手段としては有効です。様々なサービスがあるので自分に合ったものを利用するのがおすすめです。
高齢者の不慮の事故の7割は家庭内の事故という点も踏まえて、今から出来る対策を検討してみましょう。



