意外と細かい? 「お悔やみの言葉」で気をつけるべきマナーと注意点【今さら聞けない終活豆知識vol.42】

       
今さら聞けない終活豆知識 終活
2026.01.23

訃報に際し、遺族に向けて伝える「お悔やみの言葉」。葬儀に参列する際などに口にすることが多いですが、訃報を受け取るのはいつも突然のことです。いざというときに慌てずに済むよう、「お悔やみの言葉」に関するマナーや注意点について確認しておきましょう。

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「使うべき」言葉と「使ってはいけない」言葉

お悔やみの言葉の代表的な言い回しは、「お悔やみ申し上げます」「ご愁傷様です」「残念でなりません」など。ただし、「ご愁傷様です」は話し言葉としてのみ使われます。書き言葉の場合には「ご冥福をお祈りします」「哀悼の意を表します」を使用してください。

また、「忌み言葉」にも注意が必要です。忌み言葉とは、不幸を連想させる言葉や生死を直接的に表現する言葉。「いろいろ」「たびたび」といった同じ語句を繰り返す「重ね言葉」も同様に避けるべきとされています。「くれぐれも無理なさらないでください」のように、つい使ってしまいがちな言い回しには気をつけましょう。

通夜・告別式に参列した際には、まず記帳時の受付でお悔やみの言葉を述べます。遺族の方には落ち着いたタイミングを見計らって伝えますが、できるだけ手短に。相手に負担をかけないような心遣いが大切です。

やむを得ない事情で葬儀に参列できない場合は、弔電や手紙などでお悔やみの言葉と不参加の理由、お詫びの気持ちを綴ります。また、普段から親しくしていた間柄や、訃報をメールやLINEで受け取った場合に限っては同じ手段で返信してもマナー違反にはなりません。とはいえ、くだけた言葉遣いや絵文字、スタンプの使用は避けるようにしてください。

お悔やみを述べる一番の目的は、故人を悼む思いと、遺族へのねぎらいの気持ちを伝えることです。あらかじめ基本的なマナーを押さえておけば、より心を込めて故人をお見送りできるでしょう。今回の記事が、大切なお別れの際の参考になれば幸いです。