2026年の花粉シーズンは2月上旬~秋口まで【ちょっとカラダにイイ話vol.38】

       
ちょっとカラダにイイ話 医療・介護
2026.03.17

春の訪れとともに気になるのが花粉症。くしゃみや鼻水、目のかゆみに悩まされる人にとって、「今年の花粉はいつまで続くの?」という疑問は毎年の関心事です。2026年も例年通り、スギやヒノキを中心とした花粉が各地で飛散しています。では、花粉シーズンはいつ頃落ち着くのでしょうか。2026年の傾向やピーク、終わりの目安など、少しでも快適に過ごすためのポイントを解説します。

3月以降はヒノキ花粉に注意

春になると、多くの人を悩ませる花粉症。2026年もすでに花粉シーズンが本格化していますが、気になるのは「いつまで続くのか」という点です。花粉の飛散時期は地域や天候によって多少前後しますが、日本では主にスギ花粉とヒノキ花粉が大きな影響を与えます。

まず、スギ花粉は2月上旬に東海・九州・四国から飛散が始まり、続いて2月中旬頃から近畿・中国・関東など広い地域で飛散開始。東北北部では3月上旬〜4月上旬にかけて飛散が始まる見込みです。全国的なピークは2月下旬〜3月中旬で、4月下旬頃まで続くでしょう。

その後、スギ花粉は徐々に減少しますが、代わってヒノキ花粉が増えてきます。ヒノキは九州や中国・四国で3月中旬、近畿・東海・関東では3月下旬頃からと見られています。北陸・東北南部では4月上旬頃からの予想ですが、ヒノキの樹木が比較的少ないため、飛散量は多くない見込みです。全国的なピークは3月下旬〜4月で、5月中旬頃まで続くと予想されています。ただし、気温が高い日や風の強い日には花粉が多く飛ぶため、シーズン終盤でも油断はできません。

さらに、スギやヒノキ以外にも、初夏から夏にかけて悩まされるのがイネ科花粉です。例年5月頃がピークとなり、秋口まで続きます。

最近では、花粉情報アプリや天気予報で飛散量の予測を確認できるようになっています。花粉の多い日を事前に把握して行動を調整することで、症状の悪化を防ぐことも可能です。また花粉症は、症状が出る約2週間前〜1ヵ月前までに初期療法を開始することで、ピーク時の症状を劇的に軽減できるといわれています。市販薬や医師の診察を受けて、早めに薬(特にステロイド点鼻薬や抗ヒスタミン薬)を使い始めましょう。

春は本来、暖かく過ごしやすい季節です。花粉のピークや終わりの時期を知り、早めに対策を取ることで、つらい花粉症のシーズンを少しでも快適に乗り切りたいものです。必要に応じて医療機関での相談や薬の使用も検討しながら、2026年の春を上手に過ごしましょう。