歳を重ねるにつれて「足がつりやすくなった」と感じる人は多いのではないでしょうか。
足がつる(こむら返り)は、筋肉が収縮したまま硬直し元に戻らなくなり、痙攣を起こす症状です。「ストレッチをしようとしたら。久しぶりに運動をしようとしたら足がつった」健康のためにカラダを動かしたいのにこれでは悪循環です。

なぜ足がつるのか?
詳細なメカニズムは解明されていませんが、電解質異常が有力な要因とされています。
血液中のミネラルイオン(カルシウム、マグネシウム、カリウムなど)には筋肉の動きを調整する役割があるため、このバランスが崩れると筋肉に異常を引き起こすと言われています。腎臓病の治療薬として利尿作用のある薬を服用していたり、発汗により尿や汗とともにミネラルを失ったりすることでバランスを崩しやすくなります。
また、筋肉量の低下や血流不足も足がつりやすくなる原因です。
頻繁な足のつりは危険信号!裏に潜む怖い病気
一時的に足がつる程度であれば大きな問題ありません。
ただし、つる回数が明らかに増えたり、痛みが長時間続いたりする場合は、背景に別の疾患が隠れている可能性があります。下肢静脈瘤や糖尿病、腎不全、熱中症といった病気が原因で足がつることもあるため、少しでも異変を感じたら、医療機関での受診をおすすめします。
「こむら返り」予防習慣4選
普段の生活で簡単に実践できる予防策を取り入れ、習慣化するのが有効です。
・就寝前の水分補給:寝る前にコップ1杯分の水分補給
・身体の保温:湯船に浸かって身体をあたため、血流を促進する
・ミネラルの摂取:乳製品からカルシウム、大豆食品からマグネシウムを補う
・ケアとマッサージ:足首を回したり、ふくらはぎを下から上に優しくさすって血流を良くする
いざ足がつってしまった時は、急に動かそうとせず、つった足の膝を伸ばし、つま先を自分の方に引き寄せ、ゆっくりとふくらはぎを伸ばしましょう。日々のケアを意識し、足のトラブルを防ぎながら健康的に過ごしてみてはいかがでしょうか。


